毎回、日本のエンターテインメント界わいのお話を書かせてもらってるこのコラム。しかし、世界に目を向けてみると、中東・北アフリカ諸国で反体制デモが続発するなど、非常に緊迫した情勢が連日報道されています。
中でも、もっとも混迷を深めているのが、リビアでの大規模な反政府デモと、徹底して弾圧を加えている政府軍との騒乱でしょう。しかし、海外からの報道陣がシャットアウトされていることもあり、現地の映像は残念ながら、頻繁にニュースで目にすることはありません。
そんなリビアに、騒動発生のわずか半年前に単身で乗り込んだ、勇猛果敢な日本人タレントがいました。その名は、アンタッチャブル山崎弘也、いわゆるひとつのザキヤマさんです。
彼の2日間にわたる“リビアぶらり旅”を収めたDVDが「アンタッチャブル山崎弘也の休日inリビア【無修正完全版】」。前編、後編の2本で計3時間弱という、 非常に見応えのある作品となってます。
リリースされたのは昨年11月。はっきり言って、それほど大きな話題にはなりませんでしたが、今となっては、どんな敏腕な戦場カメラマンでも撮影不可能と思われるリビア各地でのロケだけに、超貴重映像といっても過言ではないでしょう。
収録は昨年7月に行われたとのことですが、もともとのコンセプトは、何とかしてカダフィ大佐に会いたいというものでした。「“ビアリー”へ行くぞ~」と、遥か手前の目黒駅からザキヤマさん、いつものテキトー感たっぷりに怪気炎を挙げてました。
ところが、いざ現地に降り立つと、そういった目論見は到底無理だったことが、映像に映る町並みの様子からでも何となく漂ってきます。例えば、さまざまな一般市民にカダフィ大佐の印象を聞こうとしますが、聞かれた相手か無言だったり、しまいには通訳の人に「その質問はしない方がいい」とたしなめられたり。
クライマックスとして描かれるのは、山崎のリビアのテレビ局への生放送飛び入り出演。地元アナウンサーから「面白いことやって」とムチャブリされるザキヤマさんに大爆笑されられる反面、「これが、反政府軍が一時占拠したテレビ局か」という思いも一瞬よぎってしまいます。
どんな報道番組よりも、ある意味、リビア国民の生の表情を捕らえたエンタテインメント作品。まさに今が旬のDVDでは。
中でも、もっとも混迷を深めているのが、リビアでの大規模な反政府デモと、徹底して弾圧を加えている政府軍との騒乱でしょう。しかし、海外からの報道陣がシャットアウトされていることもあり、現地の映像は残念ながら、頻繁にニュースで目にすることはありません。
そんなリビアに、騒動発生のわずか半年前に単身で乗り込んだ、勇猛果敢な日本人タレントがいました。その名は、アンタッチャブル山崎弘也、いわゆるひとつのザキヤマさんです。
彼の2日間にわたる“リビアぶらり旅”を収めたDVDが「アンタッチャブル山崎弘也の休日inリビア【無修正完全版】」。前編、後編の2本で計3時間弱という、 非常に見応えのある作品となってます。
リリースされたのは昨年11月。はっきり言って、それほど大きな話題にはなりませんでしたが、今となっては、どんな敏腕な戦場カメラマンでも撮影不可能と思われるリビア各地でのロケだけに、超貴重映像といっても過言ではないでしょう。
収録は昨年7月に行われたとのことですが、もともとのコンセプトは、何とかしてカダフィ大佐に会いたいというものでした。「“ビアリー”へ行くぞ~」と、遥か手前の目黒駅からザキヤマさん、いつものテキトー感たっぷりに怪気炎を挙げてました。
ところが、いざ現地に降り立つと、そういった目論見は到底無理だったことが、映像に映る町並みの様子からでも何となく漂ってきます。例えば、さまざまな一般市民にカダフィ大佐の印象を聞こうとしますが、聞かれた相手か無言だったり、しまいには通訳の人に「その質問はしない方がいい」とたしなめられたり。
クライマックスとして描かれるのは、山崎のリビアのテレビ局への生放送飛び入り出演。地元アナウンサーから「面白いことやって」とムチャブリされるザキヤマさんに大爆笑されられる反面、「これが、反政府軍が一時占拠したテレビ局か」という思いも一瞬よぎってしまいます。
どんな報道番組よりも、ある意味、リビア国民の生の表情を捕らえたエンタテインメント作品。まさに今が旬のDVDでは。