優勝賞金1000万円といっても、それほど驚かなくなった昨今ですが、コント日本一という称号は何物にも変えがたいようで、今年で第三回となる「キングオブコント2010」にも、前回を越える3009組がエントリーしました。

もともとはフランス語の寸劇という言葉が語源の「コント」ですが、長い年月を経て日本独自の発展を遂げた感があります。そんな日本のコントは、大きく2つに分けることができます。

1つは、漫才と同じくユニット内における「お家芸的」なネタ。そしてもう一つは、最近では「合同コント」と呼ばれる、ユニットの枠を越えた集団のネタです。さらに後者には、1回っきりで使い捨てにされるものと、メンバーを変えながらも面々と受け継がれていく「名作」があります。

ただ、例えできの良い合同コントであっても、一度演じてそれっきりになってるものも結構あって、それってすごく勿体ないことなんじゃないかと思うんですが。本当に面白いコントは落語や漫才と一緒で、ストーリーやオチが最後までわかっていても、観客を楽しませることができますから。

本当の名作なら、出演者が多少アドリブを入れても、崩れることはないはず。コントを創作した人へのリスペクトさえ忘れなければ、どんどん復刻して欲しいものです。

そんな、時代を超えて愛されるべきコントの数々を、次回から時間軸に沿って紹介していきたいと思います。すぐれたコントは時代を超えて観客に訴える力があるということを示せるといいのですが。